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高血圧とは

●高血圧とは

●なぜ血圧が高くなるのか

「血圧はなぜ高くなるのか」を知っている人は、少ないのではないでしようか。血圧とはどんなものなのか、血圧の上がる仕組みを理解することが、健康管理に役立ちます。

●血圧とは?

血圧とは体内を循環する血液が血管壁に与える圧力のことです。
心臓は、ポンプのように収縮と拡張を繰り返して、体内に血液を循環させています。心臓の収縮と拡張に伴い、血液が動脈の血管壁に与える圧力(内圧)も、上がったり下がったりします。この動脈の内圧を「血圧」といいます

●「収縮期血圧」と「拡張期血圧」

心臓が収縮して、血液を動脈に送り出すときの内圧を、「収縮期血圧」といいます。一般には、「最大血圧」「最高血圧」、あるいは単に「上の血圧」といわれています。
全身を巡った血液が戻ってきて、心臓が拡張したときの動脈の内圧を、「拡張期血圧」といいます。これは「最小血圧」「最低血圧」、あるいは「下の血圧」と呼ばれています。

●高血圧の定義

血圧の分類
WHO(世界保健機関)では、「収縮期血圧140mmHg未満、拡張期血圧90mmHg未満」を「正常血圧」と定義しています。

●高血庄の分類

高血圧には、「本態性高血圧」と「二次性高血圧」の2つのタイプがあります。
 
◆本態性高血圧
はっきりした原因を特定できない高血圧です。
本態性高血圧は、高血圧全体の約90%以上を占めるもので、一般に高血圧という場合には、このタイプを指します。

◆二次性高血圧
ほかの病気に伴って起こる、原因が明らかな高血圧です。
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