運動のアドバイス
- 高血圧とは
- 血圧の上がる仕組み
- 血圧が高いままでいると
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- 生活習慣のアドバイス
- 運動のアドバイス
●運動のアドバイス
血圧を上げる要因に、日ごろの運動不足があります。血圧をコントロールするためにも、また、心臓病などを予防するためにも運動不足を解消していくことが必要です。
●運動の種類
運動には「無酸素運動」と「有酸素運動」の2種類があります。
無酸素運動は、「短距離走、重量挙げ、腕立て伏せ」など、短時間に筋力を最大限使用する運動で、これらは、血圧をかえって上げてしまいます。
血圧コントロールに適しているのは、筋肉に酸素を上手に取り入れていく「有酸素運動」です。「ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、エアロビクス」など、長時間続けることのできる運動と考えればよいでしよう。
無酸素運動は、「短距離走、重量挙げ、腕立て伏せ」など、短時間に筋力を最大限使用する運動で、これらは、血圧をかえって上げてしまいます。
血圧コントロールに適しているのは、筋肉に酸素を上手に取り入れていく「有酸素運動」です。「ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、エアロビクス」など、長時間続けることのできる運動と考えればよいでしよう。
●運動の強度
運動を始めると、心臓の鼓動が速くなり、脈拍(心拍数)が上がってきます。運動の強度は、この心拍数が目安になります。
健康維持に効果的な運動の強度は、正確には、年齢によって異なりますが、中高年の場合、「脈拍が1分間に110~120程度」になる強さを目安にすれば、問題ありません。
健康維持に効果的な運動の強度は、正確には、年齢によって異なりますが、中高年の場合、「脈拍が1分間に110~120程度」になる強さを目安にすれば、問題ありません。
●運動の頻度
少なくとも、1回当たり15分くらいは、運動を続けることが大切です。
できれば毎日30分程度、あるいは週3回以上、1回30~45分程度行うと効果的です。
できれば毎日30分程度、あるいは週3回以上、1回30~45分程度行うと効果的です。
●運動の効果
運動療法は、特に軽症の高血圧の人には、たいヘん有効です。血圧だけでなく、血中コレステロール値や血糖値も下がります。
●運動を始める前にメディカル・チェックを
高血圧の人には、すでに臓器障害が現れていることがあります。運動を始める前に、合併症やその兆候がないかどうか、医師に相談し、健康状態をチェックしてもらいましよう。